
保険会社に気をつけましょう
保険会社の損害賠償額の提示をみて、その金額の低さにびっくりしても、保険会社の担当者に一応筋の通る説明」をされて納得させられているケースも多いのです。
■こんな事言われていませんか?
●「今回の件はあなたにも過失があるので、これくらいは差し引かれることになります。」
●「これは裁判所の過去の判例においても認められていますから、裁判をやられたとしても結論は変わりませんよ」
●「鞭打ちでは休業損害は出ませんよ。だって、働けるんだから」
このように言われるがままという状況に陥らないために、交通事故被害者としては、まず自分の交通事故被害による妥当な損害賠償額を知る必要があります。自分がどのくらいの損害賠償を請求できる権利があるのかを知らないで、示談に及んでしまうことはとても危険なことなのです。
損害賠償額とその裏づけ
損害賠償額が決定したら、今度はそれを裏付けるための証明をしなければなりません。例えば、何の根拠もなく「1千万円払え」といわれても誰も納得しません。なぜ、1千万円の損害が出たのかを証明していくのです。そのようにして、きちんと精査して計算された損害賠償額と保険会社の提示額とを比べてみましょう。あまりの金額の差にただただあなたはびっくりするでしょう。
■専門家に相談するのが無難です
事故による被害で精神的にも時間的にも大変なときに、交通事故の本を買ってきて自分で損害賠償の額を計算し、その根拠を相手に示し ていくことは容易ではありません。また、いきなり今日明日で交通事故に関する法律知識身に付けて、百戦錬磨の保険会社の担当者と対等に渡り合うことは至難の業といえるでしょう。しかし、そうはいっても被害者としては自分の権利はきちんと補償されなければなりません。そのためには、できるだけ多くの相談機関を利用したり、交通事故の専門家を利用したりして自分の権利実現をはかっていく必要があります。
ご自分で学習されて一人で戦うことが本来的な姿ではありますが、やはり保険会社と被害者との情報力、交渉力の大きな格差を考えると、損害保険の担当者といきなり示談交渉するのではなく、一度は交通事故を専門とする弁護士等のプロに相談するのがいいでしょう。
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